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【東京 港区】乃木神社 – 安産祈願、結婚式で人気。乃木坂46ファンの聖地!?骨董市も開催【乃木希典】

乃木将軍として有名な乃木希典(のぎまれすけ)をお祀りする神社で、最近では「乃木坂46」のファンの聖地として若い世代の人達にも知られるようになった神社です。

乃木将軍。乃木希典(のぎまれすけ)とは

乃木 希典(のぎ まれすけ)は嘉永2年11月11日(1849年12月25日)長州藩の支藩である長府藩の藩士・乃木希次の三男として東京に産まれる。主に日露戦争における旅順攻囲戦の指揮を執り、日露戦争での勝利へ大きく導いた人物として世界的に有名である。

また日露戦争後には乃木は台湾の治安維持と民生の安定のために全力を尽くした人物でもあります。自ら役人と共に清廉潔白、質素倹約な生活をし、日本と台湾が一体となるための政治を行った人物です。

明治天皇の崩御と共に殉死

明治天皇の様態が悪化した明治45年(1912)7月。天皇を心配する乃木将軍は御所へ向かい、侍従武官に毎日御容体を詳しく聞いては帰る日々を送っていましたが、明治天皇は同年7月30日61歳で崩御。明治天皇を心の支えとし、忠誠を尽くしていた乃木の無念は計り知れないものだと言われていました。

そして大正元年(1912)9月13日の御大葬(天皇のお葬式)の日、乃木と静子夫人は自宅にて写真を撮り、御所に向かいました。その時、昭和天皇(当時の皇太子)は乃木がいつもと様子が違うことに気が付き「閣下はどこかへ行かれるのですか」と聞かれたと言われています。

殉死当日の朝に撮られた乃木希典、静子夫人の写真

出典: 乃木神社

その後、自宅で静子夫人と共に明治天皇の後を追うよう自刃。殉死しました。(この時使われた刀と短刀は、今でも乃木神社の宝物殿に安置されています)

これを期に乃木希典、静子夫人の御霊を祭るために乃木神社が建立され、幽霊坂と呼ばれていた旧乃木邸の前の坂を「乃木坂」と命名することになりました。

乃木神社と同じ敷地内に旧乃木邸はそのままの形で残されており、いつでも見ることが出来ます。

旧乃木邸の横に立つ乃木希典の像

手入れが行き届いている綺麗な庭が広がります。左手に見えるのが旧乃木邸。

乃木将軍が乗っていた馬が居たレンガ作りの厩もそのまま残されています。

厩を通り沿いから見た様子。インスタ映えスポットになっていたり、ファッション誌の撮影で使われていたりするのを見ます。

旧乃木邸と神社は同じ敷地と言ってもいいのですが、旧乃木邸は外苑東通り沿いに面し、神社はそこから一段下がった乃木坂通り沿いになります。ここが乃木坂通り沿いの神社入り口。千代田線の1番出口もここになります。

春は枝垂桜が満開!!

毎年春になると、乃木神社の鳥居脇に植えてある枝垂れ桜が満開に咲き誇り、通りかかった人はみんな立ち止まって見上げています。

境内への鳥居の様子

お正月は日の丸で彩られます

境内の様子。丁度いい広さで、平日は人もまばらでとても静かな時間が流れています。

境内の右側にある宝物殿。乃木ゆかりの物が展示されています。2階は祈祷などを行うスペース。この宝物殿の横にお守りやお札の販売、御朱印などをして頂ける場所になっています。

秋は境内の紅葉がとても綺麗です。

都内の中心とは思えないほど静かで、木々に囲まれた神社です。神前結婚式などで人気の神社にもなっており安産祈願に訪れる人も多いようです。

スポット名 乃木神社(のぎじんじゃ)
住所 東京都港区赤坂8丁目11番27号
営業時間 開門時間:午前6時~午後5時
授与所・祈願受付所:午前9時~午後5時
定休日 -
交通アクセス
  • 東京メトロ千代田線 乃木坂駅1番出口を出てすぐ
ウェブサイトhttps://www.nogijinja.or.jp/
電話番号 03-3478-3001
その他